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らぴんグレシアの冒険記 序章

グレシアとの出会い


ここはどこだろう? 周りを見渡す。どうやらベットに寝かされているようだ。小さなベットに暖炉にテーブルと椅子。窓辺には小さな鉢植えに蓬莱花が。家の中であるのは間違いないようだ。

「おお 気が付いたようじゃな。」

小さな椅子に小さな人物が座っていた。漆黒のローブを纏ったそう 子供。子供ほどの大きさの可愛らしいと表現がぴったりな白に近い金髪の人物。その頭にはウサギのような長い2本の耳が垂れ下がっていた。らぴん族・・・ 魔法が得意で穴倉などで生活する小人族であり岩の様な巨人族のエンキドゥ族と共生する種族。

「ここは・・・ どこなんですか? 」

混乱しつつもやっとの事で口から出たセリフは現状への疑問であった。

「ふむ 少し混乱しておるようじゃの。 ここはワシの家じゃ。 お主は連合と王国がぶつかった戦場で倒れて居るのをワシが見つけてエンキドゥのウォシュレットに頼んでここまで運んできたのじゃ。 戦闘に巻き込まれたようじゃの。」

え? そんなはずは・・・俺は王国軍4騎士団の一つマスカレード騎士団のパラディン(防御聖騎士)鈴井貴之。巻き込まれたのでは無く戦っていた筈だ。ぐるぐると倒れて意識がなくなる前のことを思い出していた。


「前線が崩れるぞ! 防御騎士共 防御円陣だ! 」

マスカレード騎士団長のログナーの絶叫にすかさず同僚騎士のアルセリード、ひょっとこ斎、ゼリード、ゼパール達と魔術師と治療術士を囲むように防御円陣を構築する。

防御陣の隙間から魔法を必死に放つはにーしゅがー。重症を負って荒い息を吐きながら倒れている中衛騎士の夜子とてーる。妨害魔法士のほうきに治癒魔法を詠唱するさなやんとメソ3世。劣勢だ。既に味方の前衛騎士中隊長の浮武者、ジルコ、あざらし等は運河の如く押し寄せる連合軍に討ち取られている。見渡すと残ったマスカ騎士も既に40名ぐらいしか居ない。戦闘前には500人ほど居た騎士団員が今や40名足らず・・・ 完全に敵軍の戦力を見誤っていた。

「来るぞ! 王国騎士の矜持を示せ! クレア女王万歳! 」

迫り来る剣士。飛び交う魔法。一人また一人と倒れていくマスカ騎士達。トドーンと大きな爆音と共に7色のフィールドに包まれる騎士団員達。敵の上級範囲魔法 オーロラを食らい俺は意識を手放したのであった。



なんとか戦死をまのがれ、偶然このらぴん族のグレシアに助けられて今此処にいるようだ。団員の皆は・・・他の騎士団は無事なのだろうか・・・・

「助けていただいたいて感謝します。私は王国マスカレード騎士団の鈴井貴之と申します。助けていただいた方、お名前はお教えください。」

「わしはグレシア。らぴん族の風魔術師グレシアじゃ。助けたことは気にせんともよいよい。同族を助けるのは当然の事じゃ。」

え? 同族? なに言ってるんだこのラピンは? 私は人間族。体格からして見間違えるはずが無い。

「魔術師殿。私は人間族です。何故同族などと・・・」

「何を訳のわからんことをw お主がその姿が人間族の筈があるまい。よく姿をみてみよ。」

そう言いながら手鏡を手渡される。鏡に映るのは銀色の頭をしたらぴんの姿が映っていた。

「なっ・・・なんじゃコリャー!!!!」

ジー○ン刑事ばりの絶叫を思わずあげてしまい自分の頭を触ってみる。そこには可愛らしいうさ耳が・・・

混乱しつつも自分がマスカレード騎士団の防御騎士の人間族鈴井貴之であり、近年最大規模の連合軍との大戦に従軍して敵の波に飲まれて倒れるまでの経緯をグレシアに説明した。

「ふむぅ  わが一族の古老に聞いた神話に確かあったの。妨害魔法で古の禁呪にそのものの力を押さえ込む為に種族を変える呪いがあるということを。お主騎士団員といったの? ではAA級聖騎士であったのか?」

顎を擦りつつグレシアは考え込む。爺くさいな・・・などと思ったがすぐに思い直した。らぴん族は長寿且つ15歳ほどで成人し300年ほど生きる種族である。15歳以降死ぬまでその容貌は変わらない。それなりの年齢のらぴんなのであろうと。
Lvか・・・
この世界に生きるものにはレベルというものが存在する。

SS級 魔王、英雄クラス。世界に20名程度しかいない
S級 騎士の中でも一握りの上位のもの
AA級 聖騎士。国家騎士である。叙任されるものはLv65が条件。
A級  Lv55~60 上級兵、一般騎士。上級冒険者
B級  Lv45~54 熟練兵、熟練冒険者
C級  Lv40~44 中級般兵。中級冒険者
D級  Lv35~39 下級兵。一般冒険者
E級  Lv30~34 新兵。新米冒険者
それ以下が一般人

確かに自分は聖騎士でありLv65だ。

「無論王国の聖騎士たる私はおっしゃるとおりLv65です。その筈ですが・・・」

「かんていがーん 鑑定眼 らぴらぴらーぴー」

突然素っ頓狂な声をグレシアが上げる。左目がぐるんぐるんと動き青い瞳が赤い瞳に変化する。俗に言う魔眼というものだ。魔眼を持つものは騎士団内にも居たのであまり驚くことも無い。意外と多彩だなこのらぴん。

「ふむ ふむ お主の今のレベルはE級じゃな。ジョブもないようじゃ。かなり強い呪いじゃの。」

頭の中に魔法の身分証のようなカードが浮かぶ。そうだね地球で言う所のドックタグみたいなものかな? には以下のように記載されていた。

名前****** 種族 らぴん♂  職業******   年齢17歳  E級

これが今の俺の状態らしい・・・・  名無しで職業不詳で17歳・・・・ ニートじゃん・・・ 40歳のナイスミドルの俺がどうしてこうなったしかもE級とか・・・ ないわー  ありえないわー

「グレシア殿 この呪いは解けるのでしょうか? 私はどうしたら・・・」

「うむー わからんの 禁呪だからのぅ ただ世界のどこかに禁呪を破る聖級神聖魔法は存在するかもしれん。」

「神聖魔法・・・ですか。」

騎士団のメソ3世が中級神聖魔法の使い手であることを思い出していた。彼が言うには治療術士として長い研鑽を積み重ねて行くうちに習得できる技能と言う話だったように覚えている。

「聖級だからのぅ  とりあえず王都に出向いて探すより他にないじゃろ。旅をするとなると先ずは名前と職業を何とかせねばなるまい。お主が聖騎士と名乗っても禁呪などこの世界で知りうるものなどそんなにおらん。現状誰もとりあわんじゃろう。らぴんで鈴井貴之もあるまい。そうじゃの・・・ すずい・・・すず・・・すずらぴんとでもしておけ。」

こうして鈴井貴之改め仮の名前すずらぴんとグレシアによって名づけられた。グレシアの弟の援護療法士ぐれっぴぃよる治癒魔法おかけで5日目にはベットから開放された。



臥せっている間にここが王国西部のニールシュタット大平原の最南端に位置するらぴりす村であることなどを教えてもらった。らぴりす村はらぴん族とエンキドゥ族の人口160人ほどの小さな集落だ。歩けるようになり村をみて回ったがここでも長い戦乱で人口は減少傾向のように見受けられる。

体調か完全に元?に戻った所でグレシアに連れられて村の王国府の出張所に出向く。小さな事務所の中は田舎なだけに閑散としている。

「戦禍に巻き込まれて記憶を失った者の再登録を頼む。」

そうグレシアが受付にいた職員に話しかける。職員は事務的に

「では この書類に欠損部分を書き込んでください。字は書けますか? 書けなれば代筆していただいて結構です。」

20代後半のメガネをかけた事務員然とした人間族のむっちり系女性職員に記入用紙を手渡される。もちろん俺は字は書ける。一応は元聖騎士だ。最低限の教養は騎士学校で叩き込まれた。

「名前すずらぴん ・・・ っと  職業 治療魔法士っと  書けました。」

「はい 確かに受理しました。  すずらぴんさん。 これで手続きは終了です。ご苦労様でした。」

職業はここに来る前にグレシアの鑑定眼でこのらぴんの体の適正から決めたものだった。まぁ最悪自分で呪い解く方法とかも探せるかもしれないから一石二鳥だね。


こうして治療魔法士 すずらぴんの旅が始まった。


--------------------------------------------------------------------

名前 すずらぴん  
種族 らぴん♂
職業 治療魔法士
年齢 17歳
ランク E級 Lv30



構想3分 執筆時間1時間30分。行き当たりばったりストーリーはじまるよ!


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この記事へのコメント:

カイ : 2015/05/09 (土) 18:40:07

日々の楽しみが増えました!

鈴井とかなんとか : 2015/05/09 (土) 18:54:43

> 日々の楽しみが増えました!

もっとらぴんをリスペクト! 

ぐれ : 2015/05/09 (土) 21:56:00

私は老人ですかいwww
まあ続きを楽しみにしてますw

鈴井とかなんとか : 2015/05/10 (日) 09:50:09

> 私は老人ですかいwww
> まあ続きを楽しみにしてますw

賢者は御高齢! でもらぴんだから100人乗っても大丈夫

戦場でゴミ拾いをしていたウォシュレット(仮名) : 2015/05/10 (日) 20:39:59

いあー、あの時はビックリしましたよ。
沢山の死体の中で息をしているラピンが居たので
ハァハァして近づいたらグレシアさんに「その者を連れてまいれ」って
言われたんですもの・・・
もうちょっとでボクのコレクシ・・・ゴホゴホ

あ、これって音声とか目線とか編集かかるんですよね?

鈴井とかなんとか : 2015/05/11 (月) 09:07:38

> いあー、あの時はビックリしましたよ。
> 沢山の死体の中で息をしているラピンが居たので
> ハァハァして近づいたらグレシアさんに「その者を連れてまいれ」って
> 言われたんですもの・・・
> もうちょっとでボクのコレクシ・・・ゴホゴホ
>
> あ、これって音声とか目線とか編集かかるんですよね?


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